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昨日は、先生の講演を通して色んなことを学ばさせて頂きました。

より学びになった部分をまとめてみましたが、
科学的な説明部分は、短い文章にまとめることができなかったので、
気になった方はYoutubeで印鑰智哉(いんやくともや)先生の動画を検索してみてください。

・細胞農業について
→細胞農業とは、動物幹細胞を取り出し、その細胞を培養して肉を作る技術であり、
動物も森林伐採も行わないという利点があるそうですが、
蓋を開けてみれば、遺伝子操作をして細胞が死なないようにしたり、ミネラルを補給するために大量の大豆やサトウキビが必要な為大規模な農業をする必要があったり、
自然のエネルギー循環が起こらないため結局効率が悪かったりと様々な問題があります。

・遺伝子組み換え食品、農薬を大量に使用すること
→遺伝子組み換えをとうもろこしは、虫に食べられないように殺虫作用があります。
ラウンドアップ(除草剤)にも植物を枯らすための成分が入っています。
これらを接取すると、人体の腸内にいる腸内細菌を殺してしまいます。
腸内細菌を殺してしまうとアレルギー、発達障害、認知症など様々な症状を発症してしまう可能性があるそうです。

また農薬を大量に使用しても、農薬に耐性がついた雑草も生まれてきており、
もっと強い農薬をまくといういたちごっこが起きています。

・日本の食料危機、農家が年々減っていっている
→今日本の食料自給率でもしも外国との貿易が止まってしまった場合は、
7000万人もの餓死者がでてしまうそうです。

それなのに、日本の農家はどんどん減っていっています。
日本政府は、基本的に輸入を国是としていて国内の農家には支援をほとんどしていないそうです。

・学校給食を有機・自然栽培のものに増やしていくことは、地域の環境や子供たちを守ることになる。
→学校給食を有機、自然栽培のものに変えていくと、子供の健康状態もよくなり
地域の農家さんも守られるという仕組みが出来上がるそうです。
実際、愛媛県の今治市ではこの仕組みが出来上がっているそうです。
日高市でも何人かの有機農家さんがこの取り組みをしていますが、こういった意図があるとはわからなかったので、
腑に落ちた気持ちです。

他にもたくさんのことを学ばせていただき、さらに自分が今やっている農業は、
地球環境にも人にもいい農業なんだなと思いました。
そして、改めて私が農業を始める前に決めた「自然栽培をもっと多くの人に広げたい」という思いが強くなりました。